和菓子「外郎」作ってみました!「花と団子」の贅沢なひと時です

和菓子の由来

和菓子「外郎(ういろう)」を作ってみました。

この日は月に1度のフラワーサークルのあとの「お喋り会」のお菓子です。

「花より団子」とよく言いますが、「花と団子」の楽しいひと時です(*^▽^*)

外郎は、上用粉ともち粉、砂糖、水で混ぜて、電子レンジで求肥を作り、

ピンク色とグリーン色の食紅で色付けをしてからパットに広げて

緑の方は葉っぱの型で切り抜き、中に白餡を包み(挟む)ました。

ピンクの方は、ちょうど良い花の型がなかったので、小さなお茶椀で切り抜き白餡を包みました。

小さくて可愛いけど、上用粉ともち粉だからお花のレッスンが終わって、

ちょうど小腹が空いた頃にはちょうど良いおやつでした( ´艸`)

外郎の由来

 外郎(ういろう)と呼ばれるものは室町時代から存在していたようです。

当時は米粉に黒砂糖を入れた「黒糖外郎」というものだったようですが、

この外郎も、やはり中国から伝わったようです。

先ず、この名前ですが、中国の元の時代の官職に

「礼部員外郎(れいほうえんういろう)」と言われる、薬を調達する仕事をしていた人がいて、そこからきているそうです

なぜ薬を調達する人がお菓子の名前になったのでしょうか?

その官職についていた人が日本に帰化して、咳や痰に効く透頂香(とうちんこう)や、お菓子の作り方を伝えたそうです。

そして次に、彼の息子さんが室町時代の足利将軍に招待された時にこの薬を作って、その薬が外郎と呼ばれるようになったそうです

 

でも、お菓子なのにどうして薬の名前が用いられたのかしら?

それにはいくつかの説があるらしいのですが、

先ず、お菓子の形が「透頂香」と似ていた、

ということと、薬の外郎を飲んだあとに口直しに食べたことから外郎と呼ばれた、という説があります

江戸時代に入ってからは、この外郎も広く出回り、地方によって色んな色合い、形、作り方が出てきて、食感や味の違いも楽しむことができたそうです。

京都の夏の風物詩として、三角形の外郎に小豆を載せた「水無月」なども有名ですよね、

今度は、この「水無月」を作ってみようと思います(*^▽^*)

外郎の作り方いろいろ

外郎は、基本的には米粉に砂糖と水を混ぜて型に入れて蒸しあげて作る

お菓子ですが、

地方によっては様々な原材料や作り方もあり、

家庭で手作りされる外郎も、色んな作り方をされてる方が多く、

原材料も、さまざまで、白玉粉と薯蕷粉と薄力粉で作ったり、

小麦粉で作ったり、白玉粉だけでも作られています。

今回は私は、上用粉ともち粉、砂糖と水を混ぜて電子レンジで簡単に求肥を

作りましたが、今度は小麦粉を使って作ってみようと思います。

米粉だけで作るのもいいですね、

外郎は色んな原材料で作って、食感を比べてみても楽しいですね( ´艸`)

手作りお菓子も、手作り料理も、

「作って楽しい、食べて美味しい」ですね (❁´◡`❁)

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