和菓子の合う飲み物は?
和菓子とお茶?それとも紅茶?コーヒー?中国茶?
殆どの人は和菓子にはお茶、ですよね( ´艸`)
そのお茶にも
お煎茶、お抹茶、お番茶、ほうじ茶、玄米茶、と色々ありますが、
和菓子にも色んな種類があるので、どの和菓子がどのお茶と相性が良いのか、
また調べてみました。
和菓子と茶道で「おもてなしの心」
そもそも、和菓子は茶道によって発展してきたそうですが、
お客様に喜んでいただけるような「おもてなし」の心で、
季節にあったお菓子、お茶に合うお菓子でおもてなしをしたようです。
確かに和菓子に限らず、その時のお菓子に合わせて飲み物を用意しますよね、
クッキーやケーキの類には紅茶とか珈琲、
おせんべいにはお番茶、、など自然に出してますが・・・
中国のゴマ団子などは、ウーロン茶が良いかな、とか。
和菓子の歴史から見ていくと
鎌倉時代に中国からお茶の習慣が入ってきて禅僧に喫茶という習慣が生まれ、
点心と呼ばれるお茶請けが出され「お茶とお菓子」が定着したそうです。
室町時代から武家社会に茶の湯が広がり、それと共にお菓子も発展して、
安土桃山時代には砂糖が使われるようになり、
有平糖やカステラなども作られるようになったそうです。
・・・安土桃山時代から武士もカステラを食べていたんですねぇ・・・
とは言え、当時はまだ砂糖は高価なので庶民の口には入らなかったようですが、
江戸時代になってからは庶民の口にも砂糖を使った美味しい和菓子が
食べられるようになったそうです。
ですから、現代の和菓子の多くの原型はこの江戸時代に生まれた、
といっても良いのかもしれませんね。
当時、茶の湯に適した色んなお菓子が作られ、
「茶菓子」と「惣菓子」というものに分類されていて、
「茶菓子」には主に生菓子、「惣菓子」は干菓子のことで、
濃茶には生菓子、薄茶には干菓子、という分け方をされていたようです。
・・・濃茶、薄茶にはそれぞれお菓子味との愛称、違いがあったのですかねぇ・・
茶道においてお菓子はお茶をより美味しく頂くために出されています。
濃茶での主菓子は、練り切り・饅頭・羊羹など甘みが強くて、
口に甘さが残るような質感のある物が出され、
薄茶での干菓子は、落雁や有平糖など可愛らしい形のものが多く、
目でも楽しむことができます。
煎茶の場合はお茶を飲んでからお菓子になりますが、
抹茶の場合は先にお菓子を頂き、そのあとお茶を頂きます。
・・・私は、煎茶もお菓子を食べてから飲んでいました・(・_・D フムフム
茶道は「おもてなし」の心ですから、
お茶菓子にもお客様が美味しくお茶を頂けるようにと、心を込めたお菓子が出されることで、お菓子の甘さがお茶の味を引き立たせ、
また、季節感を出した和菓子を出すことで、話題にも花が咲くのでしょうか・・( ´艸`)
作法としては、主菓子は楊枝を使って食べやすい大きさに切って食べますが、
お饅頭の場合は手を使って、汚れた手は懐紙で拭くようにします。
茶道という改まった場ではなくて、
普段、和菓子を食べる時にも日本茶を飲むのが一般的ですが、
・・・私も一般的です( ´艸`)・・・
一応、練きりには、抹茶、煎茶、玉露などと相性が良く、
干菓子は砂糖の甘みが強いので、抹茶、玉露、上級煎茶との相性が良いようです。
羊羹には、煎茶、芽茶、抹茶などが相性が良いと言われているようです。
最中には、濃い味のお茶が良いらしく、玄米茶、抹茶、煎茶、
醤油煎餅には、ほうじ茶、玄米茶、番茶などが良いとされているようです。
・・・いつも月に1度のお花のレッスンのあと、和菓子を食べながらお喋りを楽しんでますが、
今度からは、もう少し、ちゃんとお茶にもこだわってみましょう・・・( ´艸`)
・・あと、我が家では、時々、練り切りをワインと一緒に食べることもあります🍷
意外と会いますよ( ´艸`)
👇干菓子と言えば大好きな、両口屋是清の「二人静」、
口の中に入れるとスッと溶けて、なんとも言えない和三盆の甘み、
母がいつも買っていて、この2人静の丸い箱が綺麗で食べた後も
大切に小物入れにして残っていました🙂
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