「梅はぁ咲いたかぁ、桜はまだかいなぁ~♪」って、歌がありましたが、
昔から人は寒い冬をこらえて、ようやく春が近くなってきて、
そうなると、まずはお花ですよね🌺
お正月明け、春1番に咲く花として、「福寿草」や「ロウバイ」がありますが、
やはり「梅の花」ですよね、
梅が咲いたら、今度は「桜」はまだかなぁ・・って
次々と咲く春の花が待ち遠しくなりますよね( ´艸`)
お正月といえば、「花びら餅」ですが、
地方によってはお正月の和菓子として「福梅」がよく出回りますね。
練りきりの世界でも、梅を象った可愛いデザインがたくさん見受けられますよね
そして、次は「桜」、
「富士山に桜」これでもう、そのまま日本ですね( ´艸`)
この梅派と桜、どっちが好きかと言えば、
個人的には「桜」? かな?
梅も、もちろん綺麗だけど、まだ寒くて、
桜の季節もまだ肌寒い、とは言え、この季節から6月の梅雨入りの頃までが
最高に気持ちが良くて、
あちこちで色んなお花が咲き乱れて最高に好きな季節になるのですが・・・
・・・梅雨は梅雨で、紫陽花の美しさに癒されますが( ´艸`)
この「桜の花」と「梅の花」に関してですが
桜の花がもてはやされるようになるのは、平安時代になってからで、
この時代に編纂された「古今和歌集]では、花と言えば桜を指していたそうです。
それ以前の奈良時代には唐文化の影響もあって、中国原産の梅の方が珍重されていたそうです。
「万葉集」の中では萩の花に次いで、梅の花がよく文人たちに詠まれていたそうです。
現代では桜の花見が国民的行事になっているので、桜の方が人気が高いようですが・・
和菓子の世界では、色や形で花をイメージすることが多いですが、
桜も梅も、生菓子・焼菓子・押物、その他にも色んな種類のお菓子に好まれてますね、
ただ、その種類の多さから言えば、「梅」の方が多いそうです、
先ずは、「松竹梅」の組み合わせで慶事に使われるように、
梅の吉祥性によるもので、これは桜にはちょっとないですよね・・
人気のある梅の和菓子
「霜紅梅」・「寒紅梅」
「霜紅梅」・・梅の形にした生地に荒粉や
氷おろし(氷砂糖を砕いて細かくしたもの)で見立てた霜や雪を置くことが多く
季節の移り変わりを暗示しています。
また、「梅が枝」「梅が香」などの香の銘にちなんだ名が使われるのもあり、
これは「香り」という嗅覚に訴える別次元の魅力を加えているものもあります。
👈 上記参考資料:「和菓子ものがたり」
和菓子を通して、日本の歴史・文化を楽しむことが
できます。
確かに、イメージと香り・・これを表現する意匠、
これが和菓子の醍醐味ですかね?( ´艸`)
梅と桜だけではなく、形そのものを造形するだけではなく、
その風景や香り、季節感、を表現するのが、
和菓子の魅力ですよね φ(゜▽゜*)♪
お花の存在、特に桜と梅は、古くから和菓子だけではなく、
絵画・家紋・着物・工芸品と多く意匠化されていますよね。
こうして見てみると、日本の伝統、日本の文化の奥深さ広さの魅力に
ますます引き込まれていきます🌸
新倉山浅間公園、4月上旬~らしいですが、今年はどうなんでしょうか・・
平日の午前中だったので人も少なくゆっくり散策できました。
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