先日はバレンタインデーに「和菓子で和洋折衷、コーヒー味の羊羹」
の話を書きましたが、
バレンタインデーの他にも西洋の文化を取り入れて、
色んな和菓子屋さんや和菓子職人さん達が、
色んな形の和菓子を創り出していらしゃいますよね、
洋菓子では当たり前に海外のイベントにあったお菓子が作られていますけど、
和菓子の世界も同様です。
西洋の文化を取り入れた和菓子
・バレンタインデー
こちらはローマのお祭りに由来しており、チョコレートとの関連はないです。
チョコレートを贈るのは日本独自のものです。
バレンタインという名前そのものが、
当時のキリスト教司祭の「聖ヴァレンチノ」の名前からくるそうです。
当時のローマ皇帝が軍事力が弱まることを恐れて
なんと!結婚を禁じていたそうですが😟
聖ヴァレンチノはこれに対して、人々に愛を説いて歩き、
秘密裏に結婚式をも執り行っていたため、ローマ皇帝に抵抗したとのことで、
処刑にされてしまったそうです😞
この処刑された日がバレンタインデーになったそうです。
海外ではチョコレートではなく、恋人同士がお互いに花やカードなど
色んな贈り物をするようですが、
チョコレートを贈る習慣がはじまったのはイギリスが始まりだそうです。
その習慣が日本に伝わったのは戦後になるそうですが、
・・・日本にもけっこう以前からあった習慣なんですね、
もっとも、習慣として定着したのは1970年代後半ぐらいからだそうですが・・
今でこそバレンタインデーと言えばチョコレートが代名詞のようになってますが、
元々は、贈り物をすることが目的ですから、チョコレートでなくても、
和菓子であっても全く問題ないですよね(*^_^*)
1月の後半くらいになると、和菓子の世界でも、ハート型の練り切り💛や、
琥珀糖、最中、どら焼き、あとはチョコレート饅頭など、
他にも、色んな可愛い和菓子が出回りますよね( ´艸`)
チョコレートは苦手でも「餡子」が好きな方にはもってこいの贈り物に
なるのではないでしょうか(❁´◡`❁)
・ホワイトデー
ホワイトデーの習慣は日本で生まれ、日本独自のイベントです。
日本の菓子業界で発案されたそうです
バレンタインデーで頂いて、翌月3月14日にそのお返しをするという習慣ですよね、
ただ、この3月14日になったのにはそれなりに理由があるそうで、
聖ヴァレンチノが処刑された1か月後に、司教が救った一組の男女が改めて
愛を誓いあったことが由来となっているそうです。
もちろん、和菓子の世界でもこのホワイトデーに可愛い練り切りや、
綺麗な色合いの金平糖、かりんとうなどが人気がありますね(*^▽^*)
・ハロウィン
ハロウィンは10月31日の、あらゆる聖人と秋の収穫祝い、悪魔祓いで人気のある行事ですよね!
ハロウィンの起源は古く、古代ケルト民族のお祭りだそうです。
その後、時代の流れや地域情勢が絡みあい、現代のようなお祭りになったようです。
近年、日本でも人気となり、日本では宗教的な意味あいは全くありませんが、
楽しいイベントとして、とても人気があります。
カボチャを使った料理はもとより、洋菓子、
そして和菓子の世界でも、西洋カボチャや、可愛いお化けなどを象った練きりや、
焼き印を押したどら焼き、がぼちゃ餡を使った羊羹、
その他にも色んなハロウィン和菓子が出回りますφ(゜▽゜*)♪
・クリスマス
クリスマスの行事は日本の行事にしっかりと根付いていますね!
日本のクリスマス商戦は明治頃から始まっており、
太平洋戦争前には日本の各地で現代と同じようにクリスマスの飾り付けや
料理を楽しんでいたようです。
現代では、もちろん、ありとあらゆる業界でこのクリスマス商戦が始まり、
とても賑やかになりますが、
和菓子の世界でも、クリスマスツリーやサンタさん、プレゼントを象った練きり、
干菓子はもちろん、和菓子のケーキなども販売されています。
このように和菓子の世界は日本の行事がメインではありましたが、
近年では西洋の文化、イベントでも多く取り入れられていますね、
今度は私も頑張って、
ホワイトデー用の和菓子練り切りを創ってみようかしら・・・( ´艸`)
どんなデザインにしようかと、・・それが楽しみですo(*^@^*)o
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