和菓子の由来、日本の節目の行事で用いられる和菓子

和菓子の由来

日本の昔からある色んな行事の際に必ず出されるお菓子って、ありますよね、

今日は、海外の文化やお祭りを取り入れたものではなくて、

日本独自の昔からある文化、色んな節目の時に出される和菓子を調べてみました。

これは地方によっても違いがあって、その土地土地の風習もありますね

お七夜

先ずは赤ちゃんが生まれた時に初めて行われるしきたりです。

赤ちゃんが生まれて7日目のお祝い事です。

もっと古い時代では、生まれて3日目に初めて袖のある着物を着るという

お祝いがあったそうです。

お七夜は平安時代から行われていて、

まずは、生まれた子供が無事に1週間過ごせたことを祝うことと、

命名の祝いでもあったそうです。

家族など身近な人を呼んで、

お祝いの料理や赤飯、紅白の鶴の子餅が配られるそうです。

鶴の子餅というのは、鳥の子餅とも言われ縁起の良い鶴の卵の形をしています。

大きさの違いで鶴の子餅、鳥の子餅と言ったり、

すあまで作ったものは鶴の子餅、

もち米で作ったものは鳥の子餅と言われたり、

諸説があるようです。

お宮参り

生まれて初めて氏神様へお参りにいく行事です。

新しい氏子として参拝する意味と、お産の忌明けの意味もあるようです。

現在では、無事に誕生した感謝と成長を願う行事になっているそうです。

地域によって多少の違いはあるようですが、

男児は生後31日目か32日目、女児は32日目が33日目にお参りするそうです。

お参りが済んだらお祝いに家族や親しい人達を招いて内祝いを行って、

お礼に紅白饅頭や鶴の子餅などが配られます。

お食い初め

生まれて100日目に行われる行事です。

一生、食べ物に困らないようにとの願いが込められているそうです。

鯛や尾頭付きの魚や、

焚き物、吸い物、香の物、歯固めの石、

赤飯と紅白餅が祝い膳として出されるそうです。

初誕生

1歳の誕生日には、一生健やかで食べることにも困らないようにとの願いを込めて、

子供に一升の餅を背負わせるそうです。

餅の名は、誕生餅や、力餅、しょわせ餅、ころばせ餅、立ち餅、一升餅などと、

地域によって色んな呼び名があるようです。

しょわせ餅、可愛い💛

初節句

女の子は3月3日の雛の節句、

男の子は5月5日の端午の節句

どちらも子供の健やかな成長を願う儀式ですよね

親族や親しい知人から贈られた人形などを飾って、

そのお返しにと、菱餅やちまきが配られていましたが、

人形と一緒にお供えする和菓子へと変化していったそうです。

 

 

 

 

七五三

女の子は3歳と7歳、男の子は5歳の11月15日に

氏神様にお参りして、これまで無事に成長したお礼と、

これからも健やかで幸せであるようにお祈りをする行事です。

江戸時代より長寿を願って、

細長い棒状の飴や千歳飴が食べれれるようになったそうです。

十三参り

旧暦の3月13日、数えで13歳を迎える年に、

知恵の神様、虚空蔵菩薩にお参りするそうです。

主に関西地方で行われていて、智恵もらい、智恵参りとも言われているそうです。

境内で十三智菓と呼ばれる十三種類のお菓子を買い、

お供えした後に家族で食べてお祝いをするそうです。

賀寿の祝い

61歳の還暦の祝いから、111歳の皇寿まで折々に長寿を祝う行事があります。

60歳・・・還暦  70歳・・・古稀  77歳・・・喜寿

80歳・・・傘寿  88歳・・・米寿

90歳・・・卒寿  99歳・・・白寿

100歳・・・百寿  100歳以上毎年歳・・上寿  108歳・・・茶寿

111歳・・・皇寿

行事には、赤飯をはじめ、鶴の子餅、紅白饅頭、

鯛を象った練りきりなどで作られた鯛菓子などが用意されます。

 

一生の間に、こんなに多くの行事があるのですね!

最近では100歳前後まで元気に生きてる人が増えてますが、

さすがに111歳の皇寿まで生きてお祝してもらえる人は何人いるのでしょうかね、

これからの時代110歳以上、健康で長寿の人が増えていくのかしら・・・( ´艸`)

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